子どものパスポート申請について、実際に5歳の娘のパスポートを申請する際に調べたこと、気になるポイントをまとめました!
自分のパスポート期限ももうあと1か月。
そろそろいつでも世界に飛び出せるように、5歳の娘のパスポートも申請しておこう!と思い、実際に申請&取得してみました!
自分のパスポートと子どものパスポートを一緒に申請&取得する際、子どもの分って、申請も一緒にいかなきゃだめなの?書類って何か違うの?などなど、
そのときに調べたことや、気になったポイントをまとめてみました。
子どもが取得できるパスポート
まずは前提として、乳幼児を含む、20歳未満の人は、5年有効のパスポートしか申請できません。
大人は10年用、5年用から選ぶことができますが、子どもの場合は5年のみです。
必要書類は変わりませんが、申請用紙は異なりますので、必ず5年用のものを用意するようにしましょう!
必要書類は?
1.一般旅券発給申請書 1通
申請書は5年有効なパスポート申請用と10年有効なパスポート申請用の2種類がありますが、先にも記載したとおり、子どもが取得できるのは5年用のパスポートとなりますので、そちらをもらいましょう。
申請書はパスポート申請窓口でもらうことができます。(国外では「ダウンロード申請書」も使用可能。)
※豆知識※
私も申請書類を申請窓口までいかなきゃいけないなぁ、と思っていたのですが、戸籍謄本をもらいに市役所に行った際、パスポート取得のため、と伝えると、その場で申請用紙をもらうことができました!
市役所などでもらうことができる場合もあるようなので、戸籍謄本や住民票の写しをもらうときに聞いてみるといいかもしれません♪
※サイン(署名)の仕方は?
乳幼児など署名ができない場合には、代筆が可能となります。
署名部分にも詳しい説明がありましたので、それを参考に記載しました。
うちの娘はもうまもなく小学生になるタイミングでしたが、自分で書かせると大変そうなので、私が代筆しちゃいました。笑
小学生以上はひらがなでもいいので、必ず自筆のサインが必要です。
2.戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
申請日前6カ月以内に作成されたものが必要となります。
今回、私は自分の分と娘の分を同時に申請しましたが、そのように同一戸籍内の家族の分を同時に申請する場合は、戸籍謄本を人数分用意する必要はなく、1通あれば申請が可能です。
3.(住民票の写し 1通)
※住民基本台帳ネットワークシステムを利用することにより、原則不要です。また、国外で申請する場合にも不要となります。
市役所等で戸籍謄本を取得する際に念のため確認しておくと安心ですが、現在は基本的に住民票の写しは必要ないです。
必要な場合には、申請日前6カ月以内に作成されたものを用意します。
4.写真 1葉
申請日前6カ月以内に撮影されたもの。
サイズ:縦4.5cm×横3.5cm
縁なし、無背景(無地で淡い色)の写真。
無帽で正面を向き、頭頂からあごまでが34±2mmなど規格があります。
詳細は外務省のHPに詳細があります。
(パスポート申請用写真の規格について)※外務省HP
写真の裏面には申請者の氏名を記名。
※子どもの写真はどうやって撮影する?
証明写真をわざわざ写真屋さんに撮りにいったり、インスタント証明写真で撮るとなると、小さな子どもはなかなか難しいですよね。
外務省HPには、以下のような記載があります。
Q.写真の横から、顔(髪は含まず)がはみ出してしまう場合
A.乳幼児の場合など丸顔の場合に、顔の長さを最小である32ミリメートル(70%強)としても写真の横幅内に顔が収まらない場合には、耳を含めた顔全体を写真に収めてください。この場合、縦方向が32ミリメートルに満たなくても構いません。
Q.背景
A.背景色については、淡い色による無地(均一)としてください。グラデーション(濃淡)の入った色や、絵柄や物が映り込んだ写真は使用できません。
Q.乳幼児を撮影する場合
A.乳幼児の撮影の際、椅子に座れないなど一人での写真撮影が難しい場合、無地で淡い色のシーツなどに寝かせて、上方から撮影してもかまいません。
今ではスマホに証明写真用のアプリがたくさんあるので、それを利用して撮るといいと思います。
私も部屋の白い壁の前に娘を立たせて、スマホで写真を撮りました♪
こんな感じです。↓
一応これで大丈夫でしたが、少しだけ影が出来てしまったので、申請に行った際に「影の部分がどうしてもぼやけたりする場合がありますが、いいですか?」と確認されました。汗
確認だけだったので、もちろんこのままお願いしちゃいました。出来上がりも全然問題なかったですよ。でも、パスポートセンターの担当者の方も念のため確認が必要なんでしょうね。
ただ、なるべく影が入らないにこしたことはありませんので、注意してくださいね。
5.申請者本人に間違いないことを確認できる書類
(ア)1点で良い書類(一部省略)
マイナンバーカード(通知カードは不可)、運転免許証、船員手帳など
(イ)2点必要な書類((ア)の書類がない場合)
下記書類一覧のAとBの各1点、又はAから2点を提示してください。
(記)書類一覧
A 健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等
B 次の内写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等
6.前回取得したパスポート
有効期限前のパスポートは必ず持っていかなければなりません。
また有効期限が切れたパスポートでも、前回分は持っていった方がいいです。
申請の際、預かりになって、その後、新しいパスポートと一緒に穴を開けて返してもらうことができます。
余談ですが、私は南米旅行中にマチュピチュや南米最南端などにあるスタンプをパスポートに押していたのですが・・・、パスポート受け取り&過去分返却の際、「あんまりこういうスタンプは押さないでくださいね」と注意されてしまいました。汗
パスポートにそういうスタンプはあまり好ましくないそうです。ご注意を!苦笑
7.申請手数料
パスポート発行の手数料は受け取りの際に必要になります。
手数料一覧 | |||
旅券の種類 | 都道府県収入証紙 | 収入印紙 | 計 |
10年間有効な旅券(20歳以上) | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効な旅券(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効な旅券(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
今回、私は10年のパスポート、娘(5歳)が5年のパスポートということで計22,000円。
12歳未満で多少安くなるなら、12歳になる前に最後にもう一度、作っておけばいいのかな?なんて思ってしまいました。笑
ま、でも、結局、タイミング 次第ですよね。
代理申請は可能なの?
申請も受け取りも子どもを連れていくとなると、ちょっと大変だなぁ・・・、と思いますが・・・、ご安心を!
申請は代理でも大丈夫なんです!ただし、必要書類がすべて揃っていることが必須条件となります。
今回のように私(親)の分も取得の場合は、申請も必要書類が揃っていましたが、子どもの分だけ代理申請する場合は、代理人となる人の本人確認書類も必要となりますので、その点はしっかり確認しておきましょう。
受け取りは本人必須!
申請は代理も可能ですが、受け取りは、必ず本人が行かなければなりません。
受け取りの際には、申請の時に渡された受理票(受領証)と手数料を持っていきます。
パスポートセンターに必要額の収入証紙及び収入印紙を購入できる自販機のようなものがありますので、そこで購入して、受領証に貼付します。
うちも娘を連れて、受け取りに行ってきました♪
名前や生年月日の確認などをされて、無事、受け取り☆
まとめ
面倒だなぁ~、と思っていたパスポート申請でしたが、今回は自分の分と子どもの分を一緒に申請&発行できたので、手間をまとめることができました!
うまくタイミングを合わせて、自分の分と子どもの分を一緒に申請できると多少手間が省けていいかもしれません♪
おすすめの証明写真アプリ
昔とは違って、スマホの証明写真アプリなどをうまく使えば、簡単に写真が取れるから本当に楽になりましたよね~。
何度でも撮り直しできるし、本当に便利♪
今回はこちらを使いました↓
美肌になるとか、嬉しい機能ですよね~~。笑
とはいえ、写真の加工は行わず、規格にあったものを撮影するために使用するに留めましょう。あまり加工すると申請NGになるかもしれませんよ!ご注意くださいね。
普通に家のプリンターで印刷して、サイズをあわせてカッターで切るだけでなので、お手軽&簡単です。
子どもや赤ちゃんの場合は何度も写真を撮り直したりしないといけなかったりしますので、ご機嫌のときに、いつも撮ってるスマホで撮影できるのは本当に便利!おすすめです♪