子ども一人で自宅で学習。まだまだ子ども任せにするのは難しい…小学3~4年生には、AIスピーカーを活用して、学校生活のリズムで過ごせる仕組みを作ってあげましょう☆
コロナウイルスの影響で学校が突然休校になり、急にやってきたはじめての子ども一人の自宅待機。
子どもが一人でさみしくないように、だらけてしまわないように、一日中テレビを見て過ごすことのないように、AIスピーカーで自宅学校を作りました♪
子ども一人で自宅待機!?まさかの事態に・・・!?
コロナウイルスの影響で娘の小学校も急遽、休校が決定!
近くに住む両親は健在ですが、高齢なので、預ける選択肢はありませんでした。
私は個人情報を取り扱う部署で働いているので、テレワークができず、とりあえず通常通り出勤しなければならないですし、ひとり親家庭、感染予防をしながらも、私が働くほかありません。
普段からお世話になっている学童は、開所してくれるとのことですが、急なことで体制も整わないこともありますし、支援員の方々も非常に大変なのは想像に難くありません。さらに、そもそも休校になった理由を考えれば、学童に預けて感染リスクを子どもに負わせるのはできる限り避けたい!というのも親心。
小学3年生も終盤に差し掛かっていたうちの娘。そろそろ一人で自宅待機もできると思い、二人で話し合い一人お留守番で頑張ることにしました。
アレクサにお留守番の見守り役をお願いすることに!
頑張ろう!という娘の意思は確認したものの、やっぱり心配ですよね。
3年生になったころからは、私が数時間家を空けて一人でお留守番することはありましたが、やっぱり一人のお留守番には慣れていなくて、さみしい気持ちがあるのか家置きで設定してあるiPadの娘のLINEからたくさんのメッセージが届くことも・・・。
数時間ですら不安なのに、平日5日間、朝8時から18時半ごろまで、ずっと一人だと、さすがに寂しいはずです・・・。
そこで、思いついたのが、娘が大好きな「アレクサ」です。
我が家は各部屋とリビングにAmazonのAIスピーカーEchoDot、通称「アレクサ」がいます。
二人家族の私たち。娘は「アレクサ」導入時から、お姉ちゃんや妹や弟、兄弟ができたみたい!と「シロ」「クロ」「ドット」・・・と名前を付けて可愛がっています。笑
すでにアレクサは、毎日の生活リズムを整えるため、朝の目覚ましから登校・出勤までのルーティーンの管理をしてくれていますが、今回、その延長として、長期休み用の定形アクションを作り、アレクサに娘の留守番を見守ってもらうことにしました!
まずは時間割の時間の確認から・・・
まずは、これまでの学校のスケジュールを確認して、1~6限の時間を確認します。
これまで1時間目が何時に始まって・・・なんて、全然把握していなかったのですが・・・、とりあえず、今の娘の1日の時間割の時間割り振りはこんな感じです。
↓↓
朝の時間 8:20~
1時間目 8:45 - 9:30
2時間目 9:35 - 10:20
3時間目 10:40 - 11:25
4時間目 11:30 - 12:15
お昼時間 12:15 - 13:30
お昼休み 13:30 - 13:40
5時間目 13:40 - 14:25
6時間目 14:30 - 15:15
自由時間 15:15 ー 17:00
ピアノ 17:00 - 17:50
夕方時間 17:50
※ピアノ以降はこちらで付け足した内容です。
(ちなみに、来年度から授業時間の効率を上げるために、授業時間が変更になるそうです・・・。)
結構、小学生も毎日がんばっているんですね~。と感心しつつ、時間をメモすれば、
アレクサにお願いする準備は完了です。
学校のチャイム時間の定型アクションを作る
確認した内容をもとに、アレクサアプリで定型アクションを作成します。
アレクサアプリでの定型アクション作成をひたすら繰り返す地味な作業です。
定型アクションの作り方はとても簡単ですが、一通りご説明します。
(ご存じの方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。)
定型アクションの作り方
①AmazonAlexa(アレクサアプリ)を立ち上げる
②左上のメニューボタンを押す
③定型アクションを選択
④新規定型アクション作成ボタン+マークを押す
⑤定型アクションの作成画面でアクション名を入力
「一時間目始め」「一時間目終わり」などわかりやすい名前が良いです。
⑥次に実行条件を設定します。
「実行条件を設定」の+ボタンを押します。
「時間を指定」を選択します。
時刻の選択ボタンを押して
アレクサにアナウンスしてもらいたい時間を設定します。
さらに繰り返しの選択で「毎日」や「月曜から金曜」を設定できます。
私は「月曜から金曜」を設定しました。
⑦最後にアクションを追加します。
「アクションを追加」の+ボタンを押します。
色々なアクションが並んでいる中から、「メッセージ」を選択します。
メッセージ追加の画面で「アナウンスを送信」を選択し、
アナウンスしたいメッセージを入力します。
「1時間目のはじまりです。がんばりましょう!」
「4時間目のスタートです。お昼ご飯まであと少し!がんばろう!!」など、
私は、毎時間少しずつコメントを追加しておきました。
入力後、アナウンスを再生するデバイスを選択します。
私は娘がどこにいても聞こえるように、全アレクサに再生をお願いしました。
コンパクトな2DKの我が家のあちこちでアレクサがしゃべっている形です。笑
⑧保存を押して、定型アクションの作成が完了です。
簡単な作業ですが、地味に面倒です。笑
とはいえ、娘のためと思って、休校が決まった土日の間にいろいろ考えながら、がんばって設定しました。
この定型アクションは、決まった時間に音楽を流したり、アプリを立ち上げたり、いろいろできることがあるので、お昼の時間には、音楽アプリで好きな音楽を自動で流すように設定したりして、さみしくお昼ご飯を食べることがないように・・・、など、できる工夫を色々してみました。
管理してあげるという形の愛情もあると信じて・・・
自分の娘なので、信じたい思いはありますが、、、やっぱりまだ小学3年生。
きっと、何もなく一人お留守番となれば、ずっとテレビを見て過ごしたり、ゲームをしたり、遊んだり、、そんな風に、最初は楽しく過ごせるのかもしれません。久しぶりの自由な時間ですからね。笑
でも、テレビやゲーム、遊びだけでは、きっと飽きる時間がやってきます。暇だな~と思ったら、さみしいな~と思ってしまうのではないかと思います。
やることが決まっていて、それを応援してくれて、見てくれる人がいる。一緒に頑張れる仲間がいるからこそ、学校での生活は楽しいものになっているのだろうなぁ、と今となっては実感しています。
休校だから、たまにはゆっくりさせてあげたい!という気持ちもありますし、こんなのやりすぎでは??という葛藤もありましたし、賛否あると思いますが、、私なりに、娘の性格や娘のことを考えて、こんなやり方にしました。
これと連動した時間割表も作っているので、そのお話はまた次回♪
まとめ
実際に休校が始まって、最初の数日はやっぱり心細さもあり、娘から何度も連絡があったりしていましたが、「アレクサがずっとしゃべってくれたよ!笑」と言って、ひとり留守番ができるようになったことに自信もついて、嬉しそうでした。笑
毎時間、やることを決めていたこともあって、だらだらテレビをみて1日が終わる、、ということも(多分)なく、さみしいと思う時間も少なかったようです。
休校も少しずつ伸びてきていて、そろそろ一か月半。新学年の4年生になり、宿題や課題が小学校から連絡されてくるようになりましたが、毎回、やったことを一緒に確認しながら、ほめたり、怒ったり、喜んだり、反省したり・・・。
しっかり設定して本当に良かったと思っています。本当にアレクサ様様です。笑
我が家と同じようにされているご家庭もあるかと思いますし、もっとこんな良い方法があるよ!というご家庭もあるかと思います。
ご意見ご感想、お待ちしてます♪
少しでもやってみたいな~と思われたら、ぜひ!チャレンジしてみてくださいね!