子どもと一緒にブラジル旅行☆名古屋のブラジル総領事館でブラジルの観光ビザを取得してみました!
今回、ブラジルへ行くにあたって、私は3度目、娘は初めてのビザ取得となります。
ビザの内容や価格も前回(2010年)に私が取得したときとは大きく変わっており、前も結構大変だ・・・と思ったような記憶がありますが、今回は、娘の分も申請するということで、更に大変でした。
同じように大変な思いをする人のお役に立てばというわけで、名古屋のブラジル総領事館で日本国籍の私と娘のブラジルビザを取得した実際の方法や準備したことをまとめてみました!
※東京のブラジル大使館でのビザ取得の場合には、またやり方や対応などが違う可能性もありますので、ご注意ください。
取得できる観光査証(ビザ)※2017年1月取得時点
私が前回(2010年)取得した際は、90日有効のビザで料金は2,000円だったと思います。
今回(2017年)は10,400円に変更となっており、びっくりしましたが、ビザの内容自体も変わっていました↓。
日本国籍の人に発行されるブラジル観光ビザの有効期限は発給日より最高3年間の数次入国ビザ(マルチビザ)です。
滞在可能日数は、入国日より最高90日。さらに滞在の場合はブラジル連邦警察の判断で延長手続きが可能。ただし、滞在日数は過去12ヶ月間に180日を越えてはいけない。
つまり、3年間の間に何度でも使用できるマルチビザとなり、1回の滞在で90日を越えず、1年に180日を越えない限り、3年間の間はまたビザを取り直す必要がないということです。
お得になったというべきか・・・?は、それぞれの個人的な旅行ペースによると思いますが・・・、簡単にいうと、3年の間に制限日数内でたくさんブラジル旅行をすれば、お得ということですね。苦笑
行きたいのは山々ですが、なんせ遠いし、航空券もなかなかのお値段。私のような庶民にはなかなか難しいですが、せっかく取得したので3年のうちに2回はいけるといいなぁ・・・。笑
必要書類
母娘2人のブラジルの観光査証(ビザ)申請に必要な書類をまとめました。
私の場合、名古屋へ何度も足を運べるわけではないので、1日で取得してしまいたい!と思い、念には念を!と、必要書類はすべてコピー&保存して紙とデータの両方で持っていきました。
以下の必要書類の多くは、申請に行く前にオンラインでのアップロードも必要です。
パスポート
旅券(パスポート)は残存有効期限が6か月以上、見開き2ページの余白があることが必要となります。
申請用紙控え(RER)※オンライン申請も必要
申請はまずオンライン上で申請用紙に必要な内容を入力しなければなりません。
オンラインで必要事項の入力を終えてはじめて、申請用紙を印刷することができます。
すでに内容の記載された申請用紙をプリントアウトし、そちらに署名後、署名部分をスキャンしてアップロードするほか、他の必要書類もオンライン上でアップロードしておく必要があります。
写真
写真はアプリを利用してサイズを合わせて撮影し、サイズを合わせて印刷して準備したほか、データをアップロードしておきました。
証明写真はスマホのアプリ↓で撮影し、データアップロードの際には、規定に合わせてデータを加工編集しました。
過去パスポート内のブラジル渡航歴のコピー
過去にブラジルに滞在したことがある場合、パスポートの渡航歴がわかるページ(入国&出国スタンプがあるページとその際に取得していた査証のページ)を過去2回分コピー&スキャンしておく必要があります。
スキャンしたデータをRERでアップロードし、申請の際には紙でも持っていきました。
往復航空券のコピーまたはe-ticket
ブラジルの出入国が記載された日本からの往復航空券のコピー(e-ticketでも可)。
ビザを申請する本人の名義でブラジルの入国・出国日や航空機の便名などの記載があるものでなければなりません。
予約確認書の場合には、旅行会社などの社印の押印があるものが必要です。
通帳のコピーor残高証明
現地で滞在するお金があるのか?の確認となります。目安として滞在日数1日につき1万円の残高証明が必要となります。
1か月以内に取得した以下の書類で証明が可能です。
- 銀行より発行された預金残高証明書
- クレジットカード会社発行の利用明細書。利用可能額明記のもの。
- 過去1ヶ月間の通帳コピー(表紙と記帳ページのコピー)
私はすぐに準備できる通帳のコピーにしました。念のため2人分の滞在日数×1万円はあることを確認しました。
娘の分は戸籍謄本を一緒に提出するので、これは1部のみでOKです。
同意書 →準備しましたが必要ありませんでした。
18歳未満の者が単独または片親のみと旅行する場合、同行しない両親またはもう片方の親、もしくは親権者または後見人の同意書が必要、という記載があったので、
念のため、私の父の名前でポルトガル語の同意書を作成していきましたが、戸籍謄本にも私と娘の2人で記載があったので、問題ないとのことでした。
念のためということで、同意書に印鑑を押して印鑑証明まで準備しましたが、必要ないということでちょっとがっかり。笑
事前に確認しておけばよかったかな?と反省しました。
戸籍謄本 ※18歳未満の場合
申請者が18歳未満の場合、必要になりますので、今回は娘の申請用に準備し、スキャンしてアップロード。そして、原本を持参しました。
申請方法
前述のとおり、申請でブラジル領事館へ行く前に準備が必要となります。
RERインターネットシステム上での入力とデータUP
必要書類で前述のとおり、申請用紙を印刷する際にRERというオンラインシステム上での申請内容入力が必要となるほか、必要書類や写真のデータをアップロードすることが必要となります。
すべての手順は名古屋ブラジル領事館のHPに記載されています。PDFで入力項目等を説明したものがあるので、それを読みながら必要項目の入力と必要書類データのアップロードを行います。
領事館での申請手続き
名古屋のブラジル領事館に必要書類を持って訪れ、入り口で「観光ビザの申請です」と伝えると、番号札をもらえます。
自分の番になって窓口で呼ばれたら、書類の確認、写真等の確認をしてもらいます。
※もちろん、日本語での対応可能なので、ご安心ください♪
書類を確認してもらって、必要なものはすべて揃っていたので、申請の手続きは終了。
Eチケットの内容で出発日までそんなに時間がないことと、名古屋から遠い場所に住んでいることなども考慮してくれて、「資料も揃っているし、すぐに発行できますよ」との嬉しいお言葉。
あとはビザ代金の支払いをして、 受け取るだけです♪
申請料支払い
査証(ビザ)代金の支払いはブラジル銀行での手続きとなります。
申請手続き後に窓口で銀行の場所と支払い方法を教えてもらえます。
領事館から歩いて5分ほどの場所にあるブラジル銀行へ行き、教えてもらった窓口で支払いを終えると、また領事館へ戻ります。
受け取り
領事館へ戻って、同じ窓口に支払いをした際にもらった紙を持っていくと、もう査証(ビザ)が出来ていました!
少しぐらい待つのかな?と思っていたので、びっくり!発給された査証(ビザ)のページを確認したら、お礼を言って終了です。
2時間くらいはかかるかな?と思っていたのに、待ち時間を入れても1時間かからなかったです。これはその日の混み具合によって、かなり違うとは思いますが・・・。
窓口の担当の方も日系の方なのかな?すごく感じがよくって、日本語も上手で、優しかったです。
まとめ
今回実際に、自分で私と娘の2人分のブラジル観光査証(ビザ)を取得してみて、確認したことをまとめてみたいと思います。
当日受け取りも可能
事前準備さえしっかりしておけば、その日のうちにビザを受け取ることができます。(私が申請した2017年1月時点)
郵送(宅急便)対応は受け取りのみ可能
申請については、本人、代理人、いずれにしても、窓口へ行かなければなりません。
郵送での申請は一切受け付けていないのでご注意ください。
一旦、申請に行って、書類が揃っていない場合でも、不足分の書類を郵送すれば、査証(ビザ)の申請は可能な場合もあるようです。
受け取りは窓口での受け取りのほか、着払いの宅急便が可能です。
代理申請も可能
オンライン上での準備をしっかりとして、書類やデータをすべて揃えれば代理申請&受け取りも可能です。
私も自分の部分は本人申請ですが、娘の分は代理申請扱いです。
実際、旅行会社で代行してブラジルビザを取得する場合も多いようです。ツアーなどの場合は、きっとすべて旅行会社での手配が可能だと思います。
個人で申請する?旅行会社に頼む?
もちろん、結構手間はかかりますが、スキャン可能なプリンターとパソコンがあれば、私がやったように自分でもちゃんと出来ます。
とはいえ、データの加工など、ある程度PCの知識は必要になりますので、自信のない方、日数に余裕の有る人は、個人旅行でも、ビザの申請だけは、旅行会社などで代行申請をした方が楽かもしれないです。
手数料はかかると思いますが、手間賃と領事館へ行くことを考えれば、高いとは思いません。
私の場合は、旅行まで日数があまりなかったので、当日取得を目的に、自分で申請することにしました。
以上が私と娘のブラジル観光査証(ビザ)を申請&取得した際の実録レポート&気づいたことでした♪
いかがでしたでしょうか?ブラジルの観光査証(ビザ)を取得予定の方の参考になれば、嬉しいです☆
こうやって無事、ブラジル査証(ビザ)を取得し、母娘ふたりでブラジルに行ってきたお話はまた今度ゆっくり書きたいと思っていますので、お楽しみに♪