子育てで困っているときに「イライラして叱ってばかりいるなんて、『ダメ親』のすることだ！」「こんな親が子どもをダメにする」みたいな記事は一旦ストップ！
子育てに困って、救いを求めて、インターネットで色々な情報を調べていると、様々な参考になる情報と同じくらい、子育てをしている親を追い込むような教育評論家？専門家？の人の情報にであうことがあります。
「ダメな子」「ダメ親」なんて言わないで！
「イライラして叱ってばかりいるなんて、『ダメ親』のすることだ！」「こんな親が子どもをダメにする」なんて、記事やコメントをみるたびに思う。
私もダメ親の烙印を押されるのか、、イライラしないって、どうすればいいのかな？私がダメ親だから子どもにできないことが多いのかな？
なんて、最低なネガティブループに入ってしまいます・・・。
これって、子どもにやってはダメと言っていることを、親に対してしているのと同じなのではないでしょうか？
親を追い込んで、子育てが良い方向に向かうことは絶対にありません。
お子さんと同じくらい、お父さん、お母さんのことも大切です
もちろん、暴言や暴力はダメ。そんなの当たり前。感情をぶつけていても、何も解決しない。
だけど、親も人間です。いつでも、どんな態度を取られても、感情を殺して抑えて、もしくはいつでも菩薩のような心で、子どもに接することができれば良いのかもしれません。
様々な性格・特徴のある子どもがいるように、親の性格も環境も、状況も千差万別。
それをすっとばして、もっともらしく「感情にまかせて怒るなんてもってのほか！」「母親失格！」「虐待につながる」なんて言う人のこと、私には逆に信用できません。
追い詰められるだけの言葉からは一旦離れましょう
なんとかこの状況から抜け出したい！そんな思いで情報を求める人に向かって「イライラして怒るなんて最低のダメ親のすることです！」なんて言う専門家？の意見は、聞く必要はありません。
場合によっては、ストレスになり、絶望感に苛まれるだけなので、シャットアウトしましょう。
しかもそんな記事に限って、具体的な行動指針が示されていることはなく、ただただ、その親を追い詰めるだけで、何も解決策を示すこともない無責任なコメントや文章であることが多いからです。
具体的な方法を提示できないのに、「そんな親はダメだ」なんて言いきってしまう人の子育て方法が参考になるとは思いません。
もう十分悩んで、苦しんでいる人に、そんな言葉をかけても何の解決にもならない。
一生懸命だからこそ・・・
わが子のためを思って、一生懸命、色々な工夫をしてみたり、たくさんの努力をしてみたり、育児書や本に書かれているように「怒らない」子育てを実践するべく頑張っていても、それでもどうしても、たまにイライラしてしまって子どもを叱ってしまうことだってある。
日常の子育ての大変さ、発達障害の子どもの大変さを知らないような人は、一部分だけを見て、「そんなに叱らなくても・・・」なんて声掛けをするかもしれません。でも、それ自体、あまりに無神経で酷いことです。一生懸命頑張っている人にとってはその言葉が「私が悪いのか・・・」という絶望になってしまいます。
子どもに寄りそうのは当然ですが、子どもに寄りそうあまり、頑張っているお父さん、お母さんの行動を簡単に切り捨てるような言い方をしてしまっているのです。
自分はダメな親だと落ち込んでしまって、それ自体をストレスに積み重ねて、余計にイライラの原因になる可能性すらあります。
大丈夫！私たちはよく頑張っています！
まずは自分を褒めてあげましょう。
お父さん、お母さん、私たちはがんばっています！
つらい状況が続くこともあると思います。たまには肩の力を抜いたり、愚痴をこぼしてみたり、ご褒美をあげてみたり、そんな風に自分のことをいっぱい甘やかす時間をとってみましょう。
お子さんをめいっぱい愛して、甘やかしてあげるのと同様、自分のこともめいっぱい愛して、甘やかしてあげましょう。
それだけで少しだけイライラが減ったり、落ち着いたり、お子さんに更に愛情を注いであげられるかもしれません。
まずは、自分自身とお子さんへの愛情という原点に戻って、やり方を考えてみましょう！
子育ては親を育てること。
子どもを愛するように、がんばっている自分のこともいっぱい愛してあげましょう。
大丈夫。
このページにたどり着いているだけでも、あなたが頑張っていることは分かります。
一緒にがんばりましょう！
